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夢十時 [現代詩]

青の空と海.jpg
夢十時

夜十時
数えるための星を見上げると
白い鳥がふわんと飛んでいった

鳥は鳥目ではなかったか

この目で確かに捕らえた
白い鳥は見る間に
夜に溶けるように消えてしまった

風を避けながら
夜を透かしながら
遠くいつまでも眺めていた
夢のような白だったな鳥

夜十時
夢十時
叶わない夢さえ溶けて消え

新しい朝を迎え入れる
用意は出来ている














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