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かけら [現代詩]

白猫.jpg
かけら

言葉が胸に染み込み
身動きできなくなる
本の中に入り込んでいた

遺跡あとのように
そぎ落とされたかけらが
記憶に残されてゆく
それはどこの部分か
まったく想像できない
無意識が選ぶ

かけらは周りも巻き添えにし
化石のごとく永遠に残り
ひょいと心が裏返った瞬間
ぐるりと回って蘇る

かけらの扉を開けるのは
また無意識だ

縦横無尽に
血液が流れるように
意識も無意識も
記憶とともに流れてゆく

ふいに
口から飛び出した
花のときや
ひきがえるのとき
アンデルセン童話みたいな
この瞬間も
記憶がつかさどる
無意識のかけら





※最近読んだ本:さざなみのよる 木皿泉 河出書房新社 (ナスミさんが、日常の神様みたいだった。泣けた。) ・木皿食堂③お布団はタイムマシーン 木皿泉 双葉社                ・かがみの孤城 辻村深月 ポプラ社 

・とても久しぶりに登場しましたら、やけに哲学めいたものを載せていました。少年詩もまた載せたいと思います。・最近はやたら人に会うこと、空に飛んでったひとが多いので、頭ぐるぐるしてましたが、ちょっと落ち着いてきたかな?日常も非日常に変換し、何が起こるか分かりません。
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